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ロケットストーブ(後編)

岐阜県実験湧わく教室の石田です。前回の続きです。火が弱まっても、空気入れを使って空気を送り込むと、火は勢いを取り戻します。ロケットストーブの上に袋をかぶせると、浮き上がりました。そして、鍋の中に石を入れて、石焼き芋を作りました。石から出る赤外線によって中まで温まっていきます。「甘い!」「お店よりもおいしい!」と石焼き芋は大好評でした。さつまいもはアミラーゼという酵素を含んでいますので、じっくり熱を通すとさつまいものデンプンが麦芽糖に変化していきます。料理も科学ですね。でも料理よりも、自分で火を起こすのが一番楽しかったようです。このロケットストーブは東日本大震災でも活躍したものです。万が一災害があった時のために一人一日3Lの水3日分の蓄え(9L)をしてほしいという話と災害時には他の人にもこの方法を伝えてほしいと話しました。