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授業のようすとスペースX

岐阜県瑞穂市の実験湧わく教室の石田等です。野口さんが乗った民間宇宙船をつくったスペースXは18年間何度も事故を経験しました。事故が起きるたびにその問題を解決してきたことで、今回の成功につながったんですね。「大切なのは事故や故障ではなく、そこからどうやって修正するかです。」とスペースXの代表のレパスールさんは話します。実験湧わく教室も同じ考えで授業を行っています。「ゴムで動く車を作ってみようか」と言うと「学校でつくったよ」と子どもは答えます。「じゃあ、作ってみようか」と実際に作ってみるとうまく動きません。学校の授業では組み立てキットを使って作ったそうです。でも自分で1から作ってみると、思ったようにできません。タイヤが空回りしてしまって進みませんでした。「タイヤが滑らないようにするには、どうすればいいかな」と失敗から考えることで、摩擦の勉強ができました。「なるほど!」と思うことができます。私は実験が上手くいかないことがあっても、そこから学ぶことの方が大切だと考えています。失敗したら、新しいことを学ぶチャンスです。何よりも自分で考えて成功した時はとてもうれしそうな顔をしてくれます。写真はその次の授業で、電気で車を動かす実験をしているところです。そういえば今晩も火星が明るく見えますが、スペースXのレパスールさんは火星移住を目標にしているそうです。