2021.01.03

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ウラジロ

岐阜県瑞穂市の実験湧わく教室の石田です。年末に山登りに行った時にお正月に使う飾りを取ってきました。シダ植物のウラジロです。葉の裏が白いので「裏白」と呼ばれることになったんでしょうね。葉が小さい歯みたいに見えるので「羊歯しだ」とも呼ばれ、シダ植物のの語源になったとも言われています。茎は地下にあるので、地上に見えているのは葉になり、地上で茎のように見えるのは葉柄です。群生する植物なので、山で見つけたものも写真のようにいっぱい集まって生えていました。悪霊をはらうと考えられていたので、徳川家康の兜にも鉄で作ったウラジロが使われていたのが有名です。