2021.01.18
ブログ
「グリックの冒険」
岐阜県瑞穂市の実験湧わく教室の石田です。先日の湧わく教室の中で、「スペースXのロケットが何度も打ち上げに失敗をしたけど、目標があるからそれを成功に結び付けることができた」という話をしました。「目標を持つ」はこの教室のテーマでもあります。すると「今年は一か月に4冊以上の読書をする目標をたてました」と年賀状をくれた子がいます。すばらしい目標だと思います。私は自分が小学生の時に読んだ中でも一番好きな本を紹介しました。「グリックの冒険」という本です。物語の主人公は「グリック」というシマリスです。私は動物や生き物が大好きで、挿絵もすばらかったので、読んでみようと思いました。小学5年生の時に図書館で借りて最初に読んでから、大人になってからも、何度も本を買い直しました。好きな本は何度も読むので、20回以上読んだと思います。グリックはネズミのガンバやいろんな仲間と出会いながら、森をめざします。道路を渡ったり、船に乗ったり自分が本当にシマリスになったような気持ちになれますよ。グリックを通して生きることの厳しさ、すばらしさに気付くことができると思います。この本の作者は3冊しか本を書いていませんが、2冊目の「冒険者たち」も傑作です。こちらも何度も読みました。また今度紹介しますね。