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科学作品展

岐阜県瑞穂市の実験湧わく教室です。プラスチックゴミについての研究が入選した子が教えてくれたので、県の科学作品展に行ってきました。身近にあるものの観察から不思議なものをみつけ、それをどうやったら調べることができるかという工夫もすばらしいですし、何度も研究を試行してデータをとっている子や、わかりやすい絵をかいている子、さらに研究を深めていっている子など、どれも見ごたえがあるすばらしい作品でした。

「マイクロプラスチックのゆくえ」

プラスチックゴミは分解されるまでにとても長い時間がかかります。プラスチックはだんだん細かくなっていき、やがてマイクロプラスチックとなりますが、生き物が食べてしまったりなかなかなくなりません。衣類にもプラスチックは使われており、洗濯した排水にもプラスチックが含まれていることに驚きました。このままゆくと近いうちに海の生き物よりもゴミの方が多くなってしまいます。そのゴミはどこから来たのでしょうか?キャンプや釣りに来た人が落とすプラスチックゴミが川から流れて海にいくそうです。実際に自分で川や海を調べてくれていました。プラスチックゴミについて一人一人が真剣に考えなければいけませんね。

「自然から出る色の研究」

昨年に引き続きの県入選です。今回は共同研究で取り組みました。一人で研究するよりもデータがとりやすいことや話し合いながら楽しくできる点もありますが、一緒にやるからこその大変な点もあったかもしれません。自然にある植物から色を抽出して、インクとして利用することを研究しました。きれいな色が出たと思ってもしばらくするとその色がうすくなってしまいました。そういえば押し花の色もだんだん変わっていきますね。化学についての理解を深め、実験技術も上達させながら、研究をやり通すことができました。今まで気が付かなかったものも、試してみれば利用することができるのではないかという可能性を感じさせてくれました。